日々の売上台帳を見れば、どれくらい売れたのかを捉えることができます。
でも、「なぜ、売れたのか」を捉えようとすると、とてもハードルが高くなります。
「お客様に聞け・・・」と言われるけれど、
有効な手段が思い浮かばない-
そんなときに使われる手法が、A/Bテスト。
仮に、ふたつの仮説を立てて、比較しながらおおよその見当をつけていきます。
例えば、選んだ理由のひとつが「低価格」だと仮定して……。
リーズナブルなお値段で、最上級の満足度を得られます!
というチラシを出してみる。
もうひとつの選んだ理由が「選べる楽しさ」だとしたら
常時100着の衣装から、あなたにあった一枚を納得いくまで選んでいただけます!
というチラシで訴求してみる。
そして、「低価格」と「選べる楽しさ」のふたつのPOPでテストして、反応のいい多数派を採用する。
今までは、こんな感じで効率を考えてうまくいった方を採用すれば良かった。
でも、それではうまくいかない。
それは・・・
どちらかのお客様のニーズを聞けば、悪い場合には半分のニーズを切り捨てることになります。
また、ひとりのお客様も、いつも同じリクエストを持っているわけではありません。
気分も変われば、興味もそのときに応じて変化してきます。
今、多くの企業にとって必要なのは、そうした多種多様なニーズをしっかりととらえて
柔軟に、対応できる能力です。
一人ひとりのお客様に対する接客はもちろん、販促活動に使うDMやメールも
状況にあった、心に響くものでないかぎり、記憶に留め、継続して選んでいただく対象になることは難しい時代です。
こうした状況で、CRMを活用してファン層を獲得している企業があります。
生涯顧客化をめざすブライダル・写真館では、CRMを導入し、お客様ひとりひとりの試着のドレス記録や、誰と来館されたか、希望の挙式日など、細かな情報を蓄積していきます。
記録内容を見れば、
・次回来店までにぴったりの提案を用意したり
・来店までの間隔が開きすぎる前に、お客様の好みに合わせた内容のハガキやDMを送ったり、大切なお客様に喜んでいただけるサービスを、個別にデザインし提供することができます。
こうした個別の対応が、多くのファンを生み出し、口コミで県外からのお客様も訪れる店舗になっています。
こうした流れを定着させて来店客数を増やしているところが業績を伸ばしています。
これは特殊な方法ではありません。
大手企業はすでにCRMを導入して積極的に活用しています。
とはいえ、大企業向けに開発された CRM は機能が多すぎるし、たいへん高価なので中小企業の導入は大幅に遅れています。
でも、ご紹介したようなきめ細やかなサービスは、実は中小企業の方が得意なのです。
その得意な分野を引き出すのが、顧客データの活用です。
中小企業が使いたい機能に絞り込み、とても使いやすく設計した followup-CRM は
PCの操作が得意でないスタッフでも、カンタンに利用できるシステムになっています。
他社との差別化を図るには、積極的なアプローチとそれを効果的に実施するための仕組み-顧客管理が必要です。
あなたの企業に、是非、followup-CRM を導入してみませんか?
お気軽にお試しください。